【映画レビュー】ジョジョ・ラビット

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どうも、たかひろです。

今回は映画のレビュー記事を書きます。

先日の映画にハマっているっていう謎の報告の記事に続いて映画系記事第二弾です!

ぶっちゃけこれまでちゃんとしたレビュー記事って書いたことないので、

それこそレビューなんて大それたものではないと思います。

 

この記事でできたらいいなーと思うのは、

ライトユーザーにより映画を楽しんでもらえたらな、と考えています。

おそらくですけど、このブログをわざわざ見にくる映画好きってあまりいないと思うんですね。※当然記事自体がないのでw

別のカテゴリーから流れてきた人向けなので、そういうライトなユーザーにも少しでも映画館で見てみたいなー!となってもらえたいいなと思うのと、

みに行くにあたってより楽しんでもらえるようにその前後の「情報収集」の部分をお手伝いしたいと思っています。

最近の映画って本当に情報量が多くて、具体的な映像で表現されている以外にもいわゆるメタファーで表現することも多いようです。

映像はもちろん、それを取り巻く情報を楽しむものになっているなーというところは個人的に感じています。

 

さて、初回のレビューということもあって前置きが長くなってしまいましたが。

早速レビューに移りますね!

 

公式サイト

www.foxmovies-jp.com

 

公式トレーラー

www.youtube.com

あらすじ

10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、ひどく緊張していた。今日から青少年集団ヒトラーユーゲントの合宿に参加するのだが、“空想上の友達”アドルフ(タイカ・ワイティティ)に、「僕にはムリかも」と弱音を吐いてしまう。アドルフから「お前はひ弱で人気もない。だが、ナチスへの忠誠心はピカイチだ」と励まされたジョジョは、気を取り直して家を出る。

時は第二次世界大戦下、ドイツ。ジョジョたち青少年を待っていたのは、戦いで片目を失ったクレンツェンドルフ大尉(サム・ロックウェル)や、教官のミス・ラーム(レベル・ウィルソン)らの指導によるハードな戦闘訓練だった。何とか1日目を終えたもののヘトヘトになったジョジョは、唯一の“実在の友達”で気のいいヨーキーとテントで眠りにつくのだった。

ところが、2日目に命令通りウサギを殺せなかったジョジョは、教官から父親と同じ臆病者だとバカにされる。2年間も音信不通のジョジョの父親を、ナチスの党員たちは脱走したと決めつけていた。さらに、〈ジョジョ・ラビット〉という不名誉なあだ名をつけられ、森の奥へと逃げ出し泣いていたジョジョは、またしてもアドルフから「ウサギは勇敢でずる賢く強い」と激励される。元気を取り戻したジョジョは、張り切って手榴弾の投てき訓練に飛び込むのだが、失敗して大ケガを負ってしまう。

 

ジョジョのたった一人の家族で勇敢な母親ロージースカーレット・ヨハンソン)がユーゲントの事務局へ抗議に行き、ジョジョはケガが完治するまでクレンツェンドルフ大尉の指導の下、体に無理のない奉仕活動を行うことになる。

その日、帰宅したジョジョは、亡くなった姉のインゲの部屋で隠し扉を発見する。恐る恐る開くと、中にはユダヤ人の少女が匿われていた。ロージーに招かれたという彼女の名はエルサ(トーマシン・マッケンジー)、驚くジョジョを「通報すれば? あんたもお母さんも協力者だと言うわ。全員死刑よ」と脅すのだった。

最大の敵が同じ屋根の下に! 予測不能の事態にパニックに陥るジョジョだったが、考え抜いた末にエルサに「ユダヤ人の秘密を全部話す」という“条件”をのめば住んでいいと持ち掛ける。エルサをリサーチして、ユダヤ人を壊滅するための本を書くことを思いついたのだ。その日から、エルサによるジョジョへの“ユダヤ人講義”が始まった。エルサは聡明で教養とユーモアに溢れ機転も利き、ジョジョは次第にエルサの話と彼女自身に惹かれていく。さらには、ユダヤ人は下等な悪魔だというヒトラーユーゲントの教えが、事実と異なることにも気づき始める。

そんな中、秘密警察のディエルツ大尉が部下を引き連れて、突然、ジョジョの家の家宅捜索に訪れる。ロージーの反ナチス運動が知られたのか、それともエルサの存在が何者かに通報されたのか──緊迫した空気の中、エルサが堂々と現れインゲになりすます。その場は何とか成功するが、事態は思わぬ方向へ──大戦が最終局面を迎える中、新たに生まれたジョジョとエルサのの行方は──?

公式サイトより引用 

 

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監督自らヒトラーを演じますw

たかひろ的感想

めちゃくちゃ面白かったです!

時代背景的に、「なんか暗い映画なのかな?」と思う人もいるかもしれませんが、

実は全然そんなことなくて、基本的には全体を通してコミカルに描かれています。

もちろんそんな彼らにも危険が迫るXデーがあるわけなので、その辺りのドキドキ感やヒリつく感じもあってメリハリのある構成です。

そのXデーまでは全体的に画面がカラフルであったのに対し、その日を境に色彩も短調になっていく様は、なんかこう主人公の気持ちを描いているようで印象的でした。

 

「この作品を一言でどう定義するか」という意味では、やっぱり愛の物語ではないかなと思いますね。

これは公式でも「愛は最強」とキャッチコピーを付けていますけどもその通りだと思います。

それにもいくつか種類があって、

①母と子

②友人と

③同僚と

④母国

⑤男女

他にも描かれていたところはあったかもしれませんが、僕が感じたのはこの5点ですね。

この映画ではこれらの全てにバランスよく描かれているのがすごく良く感じたポイントです。

それぞれに愛の形があってそれを上手に表現していたのではないでしょうか。

特に①は、夕食を取るシーンや散歩のシーンが非常に印象的で、その後に起こる悲劇をより引き立てるものになっています。

 

キャラクターが良い

あとはやはりいい映画にはいいキャラクターが存在していると思うのですが、この映画にもそれが言えますね。

いいキャラクターがいる映画といえば、個人的には絶対スターウォーズが出てきますね。

C3POR2-D2のコンビなんて最高ですよね。

 

ちょっと話はそれかけましたが。

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スカーレット・ヨハンソン演じる母

この母親像には今の時代の強い女性像を感じますね。

と、同時に女性も強くあらなくてはならないという現実を突きつけられる感もあります。

 

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トーマシン・マッケンジー演じるユダヤ人女性

スカヨハも美人で可愛くて良いんですけど、個人的にはトーマシンのエルサがすごく好きですねw完全に好みの問題ですw

これは完全に主人公のジョジョに感情移入する瞬間です。

この配役をした時点で成功していますねwもう一度エルサを見たいという理由で映画館に行けますw

 

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サム・ロックウェル演じるダメ軍人

現実社会にもいるダメな上司的な位置づけの役です。

でもそれが非常に愛らしく、見方によってはダメじゃないんですよね。

一言ではとても言い表せませんが非常にカッコいい役です。

後半の伏線回収時には思わず笑ってしまいますよ。そういうシーンじゃないんですけどw

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イマジナリーフレンドのアドルフ

10歳の子供の空想上の友達なので非常に動きがコミカルで笑い要素満載のアドルフ。

今作の世界観はなんと言っても彼の役回りが作っているでしょう。

主人公が現実をより理解した時、空想上の友達との関係がどのように変化するのかも見所です。

 

挙げたらキリがないのでこの辺でw

ここでは言及していませんが、親友のヨーキーが最後まで無事でいてくれたところはほんとにホッとしましたねw

 

鑑賞前後に見て欲しい映画好きYouTuberによる解説動画

僕個人の主張ですが、映画は是非情報のサンドイッチをして欲しいです!

鑑賞前に簡単にネタバレなしの前情報を入れて、観賞後にネタバレありで考察も含めて解説を見る、という流れです。

これによって映画をより深く楽しむことができると思います!

考察を聞いてるともう一度見たくなっちゃいますよ!

 

ネタバレなし

www.youtube.com

 

ネタバレなし+あり

www.youtube.com

 

ネタバレあり

www.youtube.com

 

どれも好きな Youtuberさんです!

是非映画と合わせて見てみてください!

 

それではまた!